空き家は「売りに出ていないもの」がほとんど
2023年の住宅・土地統計調査(総務省)では、全国の空き家は約900万戸、空き家率は13.8%で過去最高になりました。そのうち、賃貸・売却用でも別荘でもない「使う予定のない空き家」が約385万戸あります。
この「使う予定のない空き家」の多くは、不動産サイトにも空き家バンクにも載っていません。空き家探しで差がつくのは、まだ売りに出ていない空き家をどう見つけるかです。
空き家の探し方6選
1. 自治体の空き家バンク
市区町村が運営する、空き家の売り手・貸し手と使いたい人をつなぐ仕組みです。全国版の空き家・空き地バンクもあります。
- 向いている人: 移住や自分で住む家を探している人
- 注意点: 登録されている物件は空き家全体のごく一部で、人気エリアはすぐ埋まります
2. 不動産ポータルサイト
SUUMO、アットホーム、LIFULL HOME'S などで「古家付き土地」「中古戸建」を探す方法です。
- 向いている人: すぐに買える物件を探している人
- 注意点: 掲載物件は多くの人が見ているので、割安なものは競争になります
3. 地元の不動産会社に相談する
地元の会社は、まだ公開していない売り物件や相続の相談を持っていることがあります。
- 向いている人: エリアが決まっている人
- 注意点: 情報が来るかどうかは関係づくり次第です
4. 現地を歩いて探す
気になるエリアを車や徒歩で回り、空き家らしい建物を探す方法です。郵便受けのチラシ、伸びた雑草、閉めっぱなしの雨戸などが目印です(詳しくは空き家の見分け方)。
- 向いている人: 狭いエリアを深く探したい人
- 注意点: 1日に回れる範囲には限りがあり、広いエリアでは時間がかかりすぎます
5. 登記を調べて所有者に連絡する
空き家らしい建物を見つけたら、登記簿で所有者を確認し、手紙で売却や活用の意向を聞く方法です(詳しくは空き家の所有者を調べる方法)。
- 向いている人: 不動産会社、買取業者、投資家
- 注意点: 「どの建物が空き家か」を先に絞り込まないと、手間と費用がかさみます
6. AIで空き家候補を抽出する
エリアを指定すると、AIが建物を1棟ずつ調べて空き家の可能性が高いものを抽出する方法です。アキヤーはこの方法のサービスです。
- 向いている人: 広いエリアから効率よく候補を絞りたい人、4と5の手間を減らしたい人
- 注意点: AIの判定は候補で、最終確認は現地で行う必要があります
おすすめの組み合わせ
すぐ住む家を探すなら1〜3、売りに出る前の物件を見つけたいなら6で候補を絞る → 4で現地確認 → 5で所有者に連絡の順番が効率的です。
アキヤーでは、候補の抽出に加えて登記照合(1件500円)やDM送付代行(1件980円)もまとめて依頼できます。

