県・全国との比較で分かる神戸市の特徴
神戸市の空き家率は13.9%で、兵庫県の13.8%を0.1ポイント上回ります。全国の13.8%を0.1ポイント上回ります。これは住宅の戸数に占める空き家の割合で、売買できる物件の割合やAIで候補が見つかる確率ではありません。
神戸市には総住宅数852,400戸に対し、空き家が118,400戸あります。割合と戸数の両方を見ることで、調査する地域の規模を把握できます。この統計だけから、価格の安さ、入居需要、個別の建物の状態を判断することはできません。
このうち使用目的のない空き家は39,500戸で、空き家全体の33.4%、総住宅数の4.6%です。「使用目的のない空き家」は賃貸用・売却用・二次的住宅を除いた区分です。所有者の売却意向や、放置・老朽化の有無を表す区分ではありません。
用途別では賃貸用の空き家が70,000戸と最も多く、空き家全体の59.1%を占めます。賃貸募集を想定した住戸が含まれるため、空き家総数を戸建ての仕入れ候補数として扱わず、購入対象の建て方と利用目的を分けて調べましょう。
用途別の内訳
- 賃貸用の空き家: 70,000戸(空き家全体の59.1%)
- 使用目的のない空き家: 39,500戸(空き家全体の33.4%)
- 売却用の空き家: 6,800戸(空き家全体の5.7%)
- 二次的住宅: 2,200戸(空き家全体の1.9%)
公表値の丸めにより、内訳の合計と空き家総数が一致しない場合があります。割合は公表戸数から算出し、小数第1位に丸めています。標本調査の結果であり、全建物を現地確認した件数ではありません。
神戸市で空き家を探す手順
- 利用目的を決める: 自社で買い取る、改修して貸す、自分で住むなどの目的と、調査できる範囲を整理します。神戸市全域の数字を個々の町丁目に当てはめず、交通・接道・周辺施設を現地で確かめます。
- 公開された物件を調べる: 神戸市の自治体公式サイトで空き家バンクや相談窓口の有無を確認し、不動産会社の募集情報と比較します。詳しい手順は空き家バンクの使い方を参照してください。
- 候補を絞って現地調査する: 未掲載の建物も調べたい場合は、地図で範囲を指定し、AIで空き家候補を抽出する方法があります。立入りには所有者の許可が必要です。外観だけでは居住状況を断定できません。
- 権利と取引条件を確認する: 登記情報で所有者を確認し、売却や活用の意向を聞きます。相続未登記、境界、再建築の可否、修繕費はそれぞれ専門家に確認します。
不動産会社・工務店の調査計画に使うには
神戸市の空き家118,400戸という数字は地域を理解する入口です。仕入れや工事の受注を見込める件数ではありません。調査区域、候補の確認日、所有者への相談状況、改修の可否を分けて記録すると、次の確認作業を決めやすくなります。
アキヤーは地図で指定した範囲をAIがスキャンし、住所・外観写真・AI判定スコア付きの空き家候補を提供する調査データサービスです。納品は3〜5営業日が目安です。仲介は行いません。スキャン数と空き家候補数は異なり、候補数は保証されません。契約期間・オプションは料金表で確認できます。
